知的財産等の取扱いに関する申し合わせ
(平成15年10月17日)
改正 平成16年6月15日
平成21年4月 1日
平成23年2月23日
電気通信大学知的財産ポリシーに基づいて、本学における知的財産の創出・管理・活用等を、迅速かつ効果的に行うために、本学と本学TLO(株式会社キャンパスクリエイト)(以下「TLO」という。)との間に以下のような申し合わせを行うものとする。
本学における知的財産等の創出・管理・活用等に向けた実施体制と役割分担
本学における知的財産等の成果の取扱い等に関し、本学と企業等との間に締結される契約等については、的確に且つスピーディに行う必要がある。
そのため、技術移転等に実績のあるTLOに契約交渉に関する業務を委託することとする。ただし、当該契約締結については、知的財産部門が行うものとする。なお、知的財産部門は、当該契約交渉過程において、本学として守るべき価値は何か、譲歩して良いところは何かなど、本学の使命、責務及び理念、そして本学のアイデンティティが契約で守られていることを確認することとする。
本学は、知的財産部門に必要な人材を育成するとともに、外部から経験豊富な人材を登用して、本学内における契約担当部局等の充実を図るものとする。
また、本学産学官連携支援部門は、「産学官連携センター」の産学連携推進部門と位置づけ、TLOとの連携のもとに、学内の技術シーズの発掘及び企業側のニーズとのマッチングを行うことにより、企業との共同研究、受託研究等を開拓する。また、インターンシップの推進等を行うものとする。
知的財産部門とTLOとの役割分担は、当面、以下のとおりとする。
- 知的財産部門の役割
- 知的財産戦略の統括
- 特許出願
- 特許等知的財産の管理
- 特許侵害等への対応
- 知的財産権や利益相反等の啓発等
- TLOの監督
- TLO
- 学内の新技術の発掘
- 特許出願の準備
- 技術移転事業
- 創業支援
- 知的財産部門とTLOの共同
共同研究、受託研究の契約については、契約交渉をTLOが行い、契約締結を知的財産部門が行う。